NamuTaro3’s blog

思いついたことを気ままに

おむつを洗濯機で回してしまった、、、

やってしまった、、、

 

あんまり馴染みのない人も多いかもしれないが、実はこれは結構非常事態

しかも、洗濯だけでなく乾燥まで

 

 

 

しかし!なんとか復旧!

次回また同じことをやってしまった時のために復旧手順をまとめます!

ブログにしておけば知らない誰かの役にたつかもだしね。ちなみに、ウチの洗濯機はSHARPのES-W113です。

 

復旧戦略

と言うと大袈裟だが、まず目に見える部分の掃除をやって、次に見えない部分の掃除をしたというだけ。

 

目に見える部分の掃除

 

洗濯槽、ドア、乾燥フィルター、糸くずフィルターを掃除する。

洗濯槽はよく洗えるように山がついている。そのふもと辺りに結構ほこりが溜まっていたので注意。

糸くずフィルターには、いつもは見ないプルプルしたポリマーが!今の上司の前職、日本触媒の主力品SAPではないか!実物を見るのは初めてだったので少し嬉しかった。

 

目に見えない部分の掃除

 

洗濯槽の無数の穴、その中に隠れているのである、たくさんのSAPが。これをどう引き摺り出すか、、、

 

以下の手順で行った。

  1. 洗濯(洗いだけ、最長分数)
  2. 1-2分で途中で止める
  3. 中の水をバケツで汲んで洗面台に捨てる
  4. 洗面台から綺麗な水を洗濯機に入れる
  5. また、1-2分回す
  6. 3へ
  7. 以上を網で掬ってもSAPが見えなくなるまで10回くらいは繰り返した泣
  8. 最後に脱水

 

それでも糸くずフィルターには大量のSAP

 

でももう一回洗濯槽を洗う元気はない

 

一回、洗いと脱水だけ短時間やってみた

 

意外や意外、糸くずフィルターにはもう何も引っかからない

 

今日は一旦これでよしとしよう

 

しばらくは洗濯乾燥後に、糸くずフィルターと乾燥フィルターのチェックだな

 

ちゃんちゃん

 

参考文献

【洗濯機全般】紙おむつを洗濯や乾燥してしまったときの対処方法は - 洗濯機/衣類乾燥機 - Panasonic

紙オムツやティッシュを洗濯してしまったときはどうすればいいですか? Q&A情報(文書番号:135809):シャープ

 

なぜ企業はDiversity, Equity, and Inclusionを推進するのか?

6月末に「つまりDXとは何か?」という記事を投稿させていただいた。自分の想いの丈を述べただけであんまり反響は期待していなかったが、意外と見ていただいて、そして少しコメントもいただいた。その中で、本稿のテーマについても書いてほしいと、嬉しいリクエストをもらったので、DE&Iに関してはズブの素人だが、また書いてみたいと思う。

 

Diversity, Equity, and Inclusionとは何か?

私が語るよりもググってもらうのが一番早いと思うが、一応以下に軽く転載しておく。

 

  • Diversity
    • 日本語で言うと、多様性
    • 一企業のDiversityと言った場合は、その企業の従業員の属性(性別、年齢、人種、国籍等々)に偏りがないことを表す

  • Equity
    • ざっくり言えば、公平であること
    • 同じく公平であることを表すEqualityとの対比で説明されることが多い
      • Equalityがそれぞれに同じ資源や機会を与えるという公平性を示すのに対して、Equityは同等のものを得ることができるように必要な資源や機会をそれぞれの環境に合わせて与えるという公平性を示す
        • 例えば、配偶者控除。一昔前は「配偶者がいる=奥さんは専業主婦で子どもがいる」だったので、同じ給料でも配偶者がいる人は出費が多いから税金を一部控除してあげましょう。じゃないと同じだけ頑張って同じ給料をもらっている独身の人と比べて同じ生活水準は保てないよね?ってこと。もっとも今日では「」内の前提が成立しないことも多いので改善した方がいいと思うけど。
  • Inclusion
    • 日本語で言うと、包含
    • 様々な属性を持った人を、特に少数派を、無視・差別することなく包含し、彼らにとっても過ごしやすい環境を提供しようということ

なので、3つ別の意味があるというよりは、繋がりがちゃんとある。まとめると、DE&Iとは、

 

様々な属性を持った人がいることを多様性として許容しよう(Diversity)

少数派を、無視・差別することなく包含し、彼らにとっても過ごしやすい環境を提供しよう(Inclusion)

そのためには、Equalityだけでなく、Equityの視点も大切だよね

 

ということである。

 

私の記憶が正しければ、DE&Iと謳う前はD&Iと謳っていた。おそらくD&Iの実現のためにはEquityの視点が重要であることを誰かが提唱し、その後みんなが同調し、DE&Iと言われるようになったのではなかろうか?

 

なぜ企業はDiversity, Equity, and Inclusionを推進するのか?

 

本稿のメイントピックであるが、この問いへの答えは複数あると考える。というより、複数ある全ての動機が合流して、昨今のDE&Iムーブメントを引き起こしていると思われる。一つ一つ見ていこう。

 

  1. そもそも多様性を受け入れない選択肢はないから
    現在ありとあらゆるジャンルで多様化が進んでいる。
    一番わかりやすいのがテレビとYouTubeではないかと思う。テレビの時代は、私たちが夕飯を食べながら見るコンテンツはキー局5局+NHKの6択くらいしかなかった。いまや、YouTubeでありとあらゆるコンテンツを観ることができる。一人一台スマホを持つようになり家族の中ですら行動が多様化している。
    また、日本に関して言えば、少子高齢化に伴う労働人口の減少、それが引き起こす外国人労働者の呼び込みは避けられないことだろう。
    多様化は一企業が抗って抗いきれるような代物ではない。受け入れざるを得ないのだ。
  2. 企業イメージを向上させたいから
    受け入れざるを得ないのであれば、積極的に受け入れることをアピールするのはうまい戦略である。多様な人や価値観を受け入れますよ、と標榜するのは企業イメージの向上に繋がる。もちろん、顧客になりえる個人、法人へのアピールという側面もあるし、優秀な人材を確保するのにも役立つ。
  3. 株主にアピールしたいから
    多様な人を差別なく受け入れ、少数派にも気を配るというのは、一切の批判の余地なく、人としてやるべきことである。もちろん倫理観だけで企業は動かないが、昨今はESG投資という言葉もある通り、利益を上げながら、かつ、環境や社会に配慮した会社が好まれる傾向がある。DE&Iの推進はまさしく社会的な活動であり、ESGを重視する株主への大きなアピールたりえる。
  4. 多様な従業員を抱えることで多様なニーズに気づけるから
    1で述べた通り、既に需要は多様化している。同じものを大量を生産して、みんなが同じものを享受する大量生産大量消費の時代はとうに終わったのだ。あるニーズに応えるにはまずそのニーズ自体を想起できなくてはならない。即ち、今日の企業には、多様なニーズを見出す仕組みを構築することが求められている。その一つの柱が人材の多様性である。言うまでもなく、一人より二人、二人より三人の方がアイディアは豊富になる。その三人の属性が異なっていると尚更発想は膨らむ。

 

まとめ

 

DE&Iとは、多様な人々を受け入れ、全員に平等なチャンスを与えること。こうした流れは避けることはできず、その中で推進すると標榜している企業には、対顧客、対採用市場、対株主など、それなりの狙いがある。

つまりDXとは何か?

DXを仕事にして、4年が経った。転職してすぐは「なんやDXって、デラックスかいな」と思っていた私だが、最近ようやく「DXってこういうことなんだろうなあ」と気づきを得てきた気がするので、昔の自分に向けて説明してみる。

 

この記事の狙い

上記の通り、昔の私の疑問、DXってなんだろう?に答えるのが主題である。次に、DX推進のやり方について、その手順を示す。

業界をまたいで共通で言えそうな概念で語りたいのでちょっと抽象的な表現になってしまう懸念はあるが、具体例を織り交ぜつつ昔の私にイメージしてもらえるよう尽力する。

 

つまりDXとは何か?

DXとは、Digital Transformationの略である。Transformation (変革) というからには、Digital Transformationとは、「状態Aから状態Bへの遷移」であるべきだ。

 

さて、DXとは何かを語るうえでまず認識しておくべきは、人が何をやっているかを理解しておくことだと考える。これはよく言われることだが、人間のすべての行動は、認知、判断、操作のプロセスで表現できる。床に落ちているほこりをごみだと認知し、捨てるべきだと判断し、手足を操作してごみ箱に捨てにいくのである。

 

 

そこで、DXとは、「認知、判断、操作の3つのプロセスの主役をManからMachineに移すこと」と定義したい。

ここで、Manとは言わずもがな、人、のことだが、Machineとは、プログラムのような実体のないものを含めた人が作った道具、と定義する。

認知、判断、操作ですべてのManの行動が表現できるので、要するに、Man主体の社会や企業活動からMachine主体の社会や企業活動に遷移すること、ということである。

 

なぜこう定義するのかと言われると、この定義により世の中で謳われているほとんどDXを説明可能だからである (本質的には、自然言語帰納的にしか定義できない)。

例えば、マックのモバイルオーダー。従来、お店のスタッフが注文を聞き、注文内容に合わせてキッチンに伝令していたのを、顧客に入力させ、システムに伝令させている。また、RPAと呼ばれるRobotics Process Automation。ある会社の株価のウェブサイトを開いて、今日の始値終値をコピーして、エクセルに日付とともに貼り付ける、みたいなのを自動化するソリューションだ。やることが大体決まっているので、認知、判断、操作の自動化というよりも、操作の自動化といった方が適切かもしれない。

他にも「DX 事例」で検索してみて出てくる事例は、「認知、判断、操作の3つのプロセスの主役をManからMachineに移すこと」、あるいはそれを為すための1ステップ、で大体説明できる。

 

しかし、そんなことは人間は古代からやってきている。手では効率的に耕せないから鍬を、トラクターを発明してきたのだ。では、なぜ最近になってDXという言葉がこれほどホットな話題になっているのだろう?

一つ大きな転換点は2015年だったと思う。この年に初めてAlphaGoというAIが人間に囲碁で勝ったのである。Googleトレンドで「Digital Transformation」という言葉を調べた結果が以下である。2014年初頭から急激に検索回数が増えている。若干のずれはあるが、この辺りに転換点があったと言って間違いない。

 

 

考えてみると、それまでもMachineは認知と操作においては、かなりManを支援していた。むしろ、一部ではMachineが主役の領域もあった。例えば、視力の悪い私はものを認識するためにメガネをかけていたし、都内に会社がある人で郊外の家から歩いていく人などいなかっただろう。

ところが、判断は違った。10年前にできたのは、人が事前にプログラミングしておいたようにコンピュータで高速計算する、程度のものだった。あくまで、MachineはManの支援であり、とうてい主役になれる兆しもなかった。

ところが、AlphaGoが登場した。判断の分野でMachineが主役になるポテンシャルが示されたのである。判断Machineが技術的に大きく飛躍した年だった。

 

なので、ここまで認知、判断、操作とフラットに扱ってきたが、昨今のDXで大きく期待されているのは、特に、「判断の主役をManからMachineに移すこと」である。

 

さてDXという言葉の定義について説明できたところで、次はDXのメリットを述べたい。ManがやっていたことをMachineにやってもらうことで何が嬉しいのか?大きく二つある。

 

  1. 人の解放
    言わずもがなだが、MachineにやってもらうことでManの手が空くのである。これは昨今少子化で悩む各国にとってはもちろん、人件費が浮くという意味で全ての企業に共通の嬉しさでしかない。空いた時間は他の仕事をしててもいいし、究極寝ててもいい。ちなみに、人の労働時間は長い歴史の中でどんどん短くなっている。直近でも毎年週0.2時間ずつくらい短くなっている。人はどんどん暇になっているのだ。
  2. 性能の強化
    Manの能力には限界がある。どんなに速く走れる人でも飛行機や新幹線より速くは走れないし、どんなに目がよくても東京ドームの最上段から中央ステージでパフォーマンスするアイドルを見たいなら双眼鏡は必須だ。判断の面もしかりで、いま東京駅から半蔵門駅にどのルートでいけば最速か、瞬時に答えられる人はそう多くないだろう。どこで乗り継げばいいかわからないし、電車が動いてなければ意外とレンタルサイクルが最短かもしれない。

 

すなわち、DXとは、認知、判断、操作の3つのプロセスの主役をManからMachineに移すことで、人を解放し、性能を強化することである。

 

DXの推進ステップ

と言われても、結局何やるの?という話なのである。そして、この問いには私は答えられない。企業によって、部署によって、状況によって、全然異なるからである。DXってこういうことだよね?という上記の共通認識を持ったうえで、自分たちが具体的に何をやるかは自分たちで決めなければならない。

 

その前提の下で、できれば以下のようなステップで推進していくのが望ましい。

  1. DXのアイディアを出す
  2. それぞれのアイディアの投資対効果を出す
  3. 注力するアイディアを決める
  4. やってみる
  5. 1-4を繰り返す

まずは、どのようなDXを行うのかアイディア出しを行いたい。自分たちの業務の周りにはDX「しろ」がいくらでもあるはずである。在庫を適正化したいという話もあるだろうし、毎月やっている事務処理を自動化したいという話もあるだろう。このように課題からアイディア出ししていくのも一手だし、展示会などに行ってソリューション探索を行ってもいい。こういう技術があるんなら今の自分たちの仕事もこんな風に変えられるんじゃないかな?そんな妄想でも全く構わない。

次に、それぞれのアイディアの投資対効果を出すことでどこに注力するか意思決定を行っていきたい。が、きちんといくらかかっていくら儲かるみたいなのは出せないのでざっくりでいい。特に効果側は定量的にいくら儲かるという話とは別に、定性的なメリットも無視できない。例えば、省人化を実現するようなアイディアであれば人件費が浮くメリットも然ることながら、そもそも今の日本の採用市場でいい人材を確保することができないという課題の解決にも貢献する。これを数字で示すのはなかなか難しい。関係者の合意形成ができるレベルの情報がまとめられればまずはヨシとしたい。一点注意点としては、複数アイディアを合体させることで投資対効果が得られることがあるということである。例えば、顧客がカードを持ち歩かなければならないという煩わしさを解決するためにポイントアプリを開発するのは割に合わないけど、同時に各顧客の好みや生活習慣に合わせて適切な広告を打つ仕組みを入れてしまえば割にあってくることもある。課題とソリューションは1対1対応しているのではなく、多対多になっていることに注意が必要だ。

そして、やってみよう!いまDXの機運が高まっている。結果、あまりデジタル技術に詳しくない人も巻き込まれているのが実情だ。一回目のプロジェクトはまあうまくいかない。見込み違いのことがたくさん起きるし、予算も納期も足が出る。でも、これは避けては通れない。この経験を基に、ステップ2-3で行った各アイディアの評価をやり直してまた考えよう。1-4を繰り返して、DX推進組織自体をTransformさせながら、企業自体をTransformしていくのが王道と考える。

まとめ

  • DXとは、認知、判断、操作の3つのプロセス (特に、判断) の主役をManからMachineに移すこと、である
  • DXのメリットは、人の解放と性能の強化である
  • アイディアの発散→収束→やってみるを繰り返しながら、組織の成長とともに企業に変革を与えていく

 

おしまい

麻雀最強戦2023男と女のデスゲーム 堀選手牌譜検討

2023年9月10日に行われた、麻雀最強戦2023男と女のデスゲーム。優勝された堀慎吾選手が決勝戦の振り返りをされていましたので、その中で私が「これは!」と思ったものをピックアップしました。動画をフルで見ていただくのが一番だと思いますが、時間がない人用です。あと、私の復習も兼ねて。

 

フル動画はこちら

 

局面①

いきなりですが、南一局0本場。既に堀選手はそこそこの大トップ目。ラス親なので、とにかく早く局を回したい。7巡目に上家が切った5sをチーするか?

 

 

 

堀選手の選択は「しない。」

この5sをチーして2sを切ると親リーチが来た時に打てる牌がなくなる、かつ、マンズが高すぎてカン4mに感触がなさすぎる、とのことでした。ちなみに、2sは親の現物ではありませんが、1sが切れている分、カン2sやシャンポンなどに当たりにくい。この手牌の中では親に対して最も安全と言えるようです。

 

局面②

さらに煮詰まって、ラス前南三局0本場。この局面で發が出たらどうするか?

 

 

ポンして、白切り。

ポンするのはいいとして、ついつい安全牌の白を残しちゃいそうですが、白を一枚持っていても他が危険牌だらけでどうせオリきれないんだからここはアガリきることで守るべきとのこと。であれば、2mを切って3m引きなどを逃す方が罪深いので、ぶくぶくに構えるべきとのことでした。

 

局面③

ここからの三局面はすべてオーラス。トップのみが意味のあるゲームなので、実質的には伊達選手との一騎打ち。まずは配牌をとって何を思うか?

 

 

伊達選手の条件は、マンガン出あがり、1300-2600ツモ。堀選手が感じたのは、手牌にドラ表示牌の2m、ドラの3mがあることで、伊達選手が条件を満たす手を作るのはいつもより少し難しそう、ということでした。なので、いつもより少しオリ寄りに打つとのことでした。たった2牌で、とも思いますが、この繊細さには感動しました。

 

局面④

さらに進んで、伊達選手が第一打を打った瞬間の思考。

 

 

今度は、少し攻めてもいいかもと思ったそうです。伊達選手の第一打が白なので、堀選手が抱えている三つの役牌が全て打てそう、すなわち、自身がメンツ手を進めることで伊達選手を助けるという展開にはならなそう、と判断したそうです。もし、伊達選手の第一打が中張牌であれば、ホンイツなどの可能性があるので、役牌を切らないようにオリの準備を始めるそうです。改めて、繊細!

 

局面⑤

画像はちょっと進みすぎているのですが、4巡目でなぜ伊達選手の役牌である中ではなく、オタ風の東を切ったか?というのをこのタイミングで説明されていました。

 

 

これもやはり伊達選手の第一打。第一打が役牌であれば、他に役牌を持っている可能性は低く、その場合は役牌の方がオタ風よりも安全になるからだそうです。

 

以上、堀選手の牌譜検討から、勉強になった5局面を切り抜いてみました。他にもたくさんいいことを仰っていましたので、ぜひみなさんもご覧ください。

 

あらためて、フル動画はこちら