NamuTaro3’s blog

思いついたことを気ままに

麻雀最強戦2023男と女のデスゲーム 堀選手牌譜検討

2023年9月10日に行われた、麻雀最強戦2023男と女のデスゲーム。優勝された堀慎吾選手が決勝戦の振り返りをされていましたので、その中で私が「これは!」と思ったものをピックアップしました。動画をフルで見ていただくのが一番だと思いますが、時間がない人用です。あと、私の復習も兼ねて。

 

フル動画はこちら

 

局面①

いきなりですが、南一局0本場。既に堀選手はそこそこの大トップ目。ラス親なので、とにかく早く局を回したい。7巡目に上家が切った5sをチーするか?

 

 

 

堀選手の選択は「しない。」

この5sをチーして2sを切ると親リーチが来た時に打てる牌がなくなる、かつ、マンズが高すぎてカン4mに感触がなさすぎる、とのことでした。ちなみに、2sは親の現物ではありませんが、1sが切れている分、カン2sやシャンポンなどに当たりにくい。この手牌の中では親に対して最も安全と言えるようです。

 

局面②

さらに煮詰まって、ラス前南三局0本場。この局面で發が出たらどうするか?

 

 

ポンして、白切り。

ポンするのはいいとして、ついつい安全牌の白を残しちゃいそうですが、白を一枚持っていても他が危険牌だらけでどうせオリきれないんだからここはアガリきることで守るべきとのこと。であれば、2mを切って3m引きなどを逃す方が罪深いので、ぶくぶくに構えるべきとのことでした。

 

局面③

ここからの三局面はすべてオーラス。トップのみが意味のあるゲームなので、実質的には伊達選手との一騎打ち。まずは配牌をとって何を思うか?

 

 

伊達選手の条件は、マンガン出あがり、1300-2600ツモ。堀選手が感じたのは、手牌にドラ表示牌の2m、ドラの3mがあることで、伊達選手が条件を満たす手を作るのはいつもより少し難しそう、ということでした。なので、いつもより少しオリ寄りに打つとのことでした。たった2牌で、とも思いますが、この繊細さには感動しました。

 

局面④

さらに進んで、伊達選手が第一打を打った瞬間の思考。

 

 

今度は、少し攻めてもいいかもと思ったそうです。伊達選手の第一打が白なので、堀選手が抱えている三つの役牌が全て打てそう、すなわち、自身がメンツ手を進めることで伊達選手を助けるという展開にはならなそう、と判断したそうです。もし、伊達選手の第一打が中張牌であれば、ホンイツなどの可能性があるので、役牌を切らないようにオリの準備を始めるそうです。改めて、繊細!

 

局面⑤

画像はちょっと進みすぎているのですが、4巡目でなぜ伊達選手の役牌である中ではなく、オタ風の東を切ったか?というのをこのタイミングで説明されていました。

 

 

これもやはり伊達選手の第一打。第一打が役牌であれば、他に役牌を持っている可能性は低く、その場合は役牌の方がオタ風よりも安全になるからだそうです。

 

以上、堀選手の牌譜検討から、勉強になった5局面を切り抜いてみました。他にもたくさんいいことを仰っていましたので、ぜひみなさんもご覧ください。

 

あらためて、フル動画はこちら